脊柱管狭窄症を3タイプ別に解説

脊柱管狭窄症は3つのタイプに分類されることを知っていますか?

  1. 神経根型
  2. 馬尾型
  3. 混合型

これらの3タイプに分類され、それぞれ症状や状態も異なります

1.脊柱管狭窄症神経根型

神経根型の脊柱管狭窄症

脊柱管から出ている脊髄神経が枝分かれした神経部分で圧迫され症状が発生しています。

・脊柱管狭窄症神経根型の症状

  • 下肢痛(主に片側)
  • 坐骨神経痛
  • 臀部痛
  • 下腿のこむら返り

・脊柱管狭窄症神経根型の痛み・痺れを感じる部分

  • 臀部
  • 大腿後面(太ももの裏)
  • 下腿外側部(ふくらはぎの外側)

 

脊柱管狭窄症の人ではこのタイプが最も多い

治療やセルフケアで症状の改善や解消が期待できます。

 

腰椎ヘルニアやすべり症の経験がある人に発症しやすく、治療やセルフケアが適切で無い場合は手術になる人もいます(10%程度)

2.脊柱管狭窄症馬尾型

馬尾型の脊柱管狭窄症

脊髄神経そのものが圧迫を受けている状態です。馬尾とは脊髄神経の末端にある神経の束のことを意味します。

脊柱管狭窄症馬尾型の症状

  • 両下腿の痺れ・脱力(無痛)
  • 歩行時の下腿脱力
  • 会陰部の痺れ、陰茎勃起
  • 排尿障害
  • 足底の異常感覚

脊柱管狭窄症馬尾型の痛みや痺れの部位

  • 両下腿以下
  • 両足底部

 

両足にしびれ・痛みがおこり脱力感も生じるため、日常生活への支障が現れます。

適切な治療やセルフケアにより日常生活へ支障が出ない程度まで改善が期待できます。

症状があるのにもかかわらず適切な処置がおこなわれない場合、手術になる人が一定数います(30%程度)

 

脊柱管狭窄症馬尾型で特に気になるのが下半身の違和感です。

両方のお尻周りの感覚異状、足裏の脱力、残尿感、頻尿、尿漏れ、便秘も現れるため、自力で排尿・排便が困難になった方は直ちに手術が必要です。

 

混合型

神経根型と馬尾型が合わさった症状があらわれます。

混合型では施術(保存療法)により痛みは軽減されますが、症状の進行により排尿・排便障害、間欠性跛行が強く出るので手術の選択をする人が多くいます。

より重症化しやすいので注意が必要です。

上尾市ふじの整骨鍼灸院|医師推奨有|「本に多数掲載」